



養育費は、子どもが成人するまで(または大学卒業まで)の生活費等として、親が負担すべき重要な費用です。離婚によって夫婦関係は終わっても、親子関係は続きます。子どもを監護していない親(非監護親)は、子どもの生活水準を維持するために養育費を支払う義務があります。
養育費の金額は、裁判所が公表している「算定表」を基準に、父母それぞれの収入、子どもの人数・年齢などを考慮して決定します。しかし、相手が正確な収入を開示しない場合や自営業者である場合、私立学校の学費負担があるなど特別な事情がある場合には、適正な金額の算定が困難になることもあります。
弁護士にご相談いただくことで、適正な養育費の算定、養育費請求調停の申立て、未払い養育費の回収、強制執行手続き、養育費の増額・減額への対応など、専門的なサポートを受けることができます。
初回無料相談では、あなたの現在の状況やお悩みをじっくりとお伺いし、具体的な解決策をご提案いたします。お子様の将来のために、適正な養育費を確保しましょう。まずはお気軽にご相談ください。
ご相談内容
30代女性の依頼者様が、夫からの暴力と脅迫が激しく、警察が介入することもあったとして相談がありました。すぐに子どもと共に避難する必要がありました。依頼者様は夫から逃れたいという強い希望がありましたが、経済的な不安も大きく、子どもたちを育てていけるか心配していました。また、依頼者様が収入も資産も多い状況で、財産分与でどれだけ持っていかれるかも不安でした。
受任後、まず保護命令の退去命令を申し立て、十分な主張立証を行い、認容されました。夫が自宅から出て行った後、引越しを準備して、子どもと共に別の場所に引越しをしました。転居後は支援措置の申請をして、住民票・戸籍附票を非開示にし、依頼者様と子どもたちの安全を確保しました。夫婦関係調整(離婚)調停の申立ても行い、その中で養育費と財産分与について主張立証を行いました。特に、依頼者様の特有財産について多くの証拠を提出し、また、夫に対する慰謝料請求もすることによって、財産分与で不利にならないよう交渉しました。
依頼者様の特有財産について丁寧な立証を行った結果、夫に対しては僅かな財産分与をするだけで済ませることができました。養育費についても適正な金額を取り決めることができました。自宅不動産は高値で売却できたので、結果的に依頼者様は多くの財産を取得することができました。依頼者様は、夫の暴力から逃れ、子どもたちと安全な環境で生活を再スタートすることができました。養育費も確保できたことで、経済的な不安も軽減されました。

弁護士からのコメント
DV事案では、まず身の安全を確保することが最優先です。本件では、保護命令によって夫を自宅から退去させ、その後速やかに転居して支援措置を申請したことで、依頼者様と子どもたちの安全を確保できました。財産分与では、依頼者様が収入も資産も多い状況でしたが、特有財産性を丁寧に立証し、夫からのDVに対する慰謝料も主張することで、依頼者様に不利にならない結果を実現できました。養育費についても適正な金額を取り決め、子どもたちの生活基盤を守ることができました。DVでお悩みの方は、一人で抱え込まず、すぐに専門家へ相談することをお勧めします。
ご相談内容
依頼者様は、離婚時に元夫と「毎月養育費を支払う」と約束していましたが、実際には数か月ほど一部の支払いがあっただけで、その後は全く支払われない状態が続いていました。依頼者様は、パートをしながら二人の子どもを育てており、住宅ローンの支払いや今後の学費など、経済的に大きな不安を抱えていました。さらに、話し合いの途中で元夫が「長男を引き取って自分で育てたい(親権の変更)」と主張し始めたことで、状況は複雑になっていました。
受任後、元夫が主張した「離婚時の財産分与で養育費は支払い済みだ」という無理な言い分に対し、法律的な根拠を一つひとつ示して反論し、養育費の支払義務があることを確認しました。元夫は「借金があるから安くしてほしい」と何度も粘りましたが、当事務所は「子どもの養育費は他の支払いよりも優先されるべきだ」と強く主張し、方針を維持しました。また、長男が元夫のもとで暮らすことになった際には、最新の公的な収入証明書を緻密に分析して子ども一人ひとりの生活費を再計算し、監護する親が変わっても相談者の方が不利益を受けないよう、適正な金額を算出しました。
交渉の結果、最終的に相談者の方の希望がほぼ全面的に通る形で解決しました。元夫はこれまでの未払い分をすべて支払うことに合意し、さらにボーナス月には上乗せして支払うという確実な回収プランで合意しました。また、その後の養育費についても、二女が成長して教育費がかさむ時期に合わせて金額が自動的に増額される仕組みを実現しました。当初は「一円も払いたくない」という態度だった元夫から、過去の清算と将来の安心の両方を手にした、実質的な成果となりました。

弁護士からのコメント
離婚時に養育費の取り決めをしていても、実際には支払われないケースは少なくありません。本件では、相手方が「離婚時の財産分与で養育費は支払い済みだ」「借金があるから減額してほしい」と抵抗してきましたが、子の養育費は他の支払いに優先するという原則を一貫して主張し、未払い分の全額回収を実現しました。さらに、長男の親権が相手方に移った事情についても、最新の収入証明書を分析して子ども一人ひとりの生活費を再計算し、依頼者様が不利益を受けない適正な金額を算出しました。あわせて、二女の教育費がかさむ時期に合わせて金額が自動的に増額される仕組みやボーナス月の上乗せ支払いを合意に盛り込むことで、将来にわたる安定した養育費の確保を実現しました。養育費は子どもの生活基盤そのものですので、不払いの状況を放置せず、早期に弁護士へご相談ください。
ご相談内容
30代男性の依頼者様は、妻との性格の不一致から長期間にわたり冷静な話し合いができない状態が続き、別居を決断されました。当初、妻からは「子どもを引き取ってほしい」という連絡がありましたが、調停が始まると一転して「自身が親権者になる」と主張し、さらに高額な慰謝料や年金分割を求めるなど、条件面で激しく対立することとなりました。依頼者様は、子どもの将来を案じつつも、相手方の過大な要求や、自身名義の賃貸物件に住み続ける妻への対応に強い不安を感じ、解決の糸口を求めて当事務所にご相談されました。
受任後、直ちに離婚調停を申し立て、複雑に絡み合った争点の整理に着手しました。相手方が不明確な収入状況を背景に高額な金銭を要求していたため、弁護士が主導して源泉徴収票や課税証明書の提出を徹底させ、客観的な証拠に基づく適正な養育費の算出を強く主張しました。なかでも将来の学費への備えが大きな課題となっていましたが、単なる金銭の受け渡しに留まらず、「学資保険の満期金を申立人が直接学校へ振り込む」という、将来の紛争を未然に防ぎ、確実に教育費として活用されるための実効性のある案を提示しました。また、難航していた住居の名義変更についても、相手方との交渉により、家賃負担の解消やライフラインの契約切り替えまで含めた一貫したサポートを実施しました。
当初の対立状況からは想像できないほど円満な形で調停離婚が成立しました。養育費は、証拠に基づいた適正な金額で合意となりました。さらに、相手方が求めていた過大な慰謝料については、20万円の解決金を支払うことで一切を清算する内容とし、将来的な財産上の請求を防ぐ条項を入れて合意しました。最も懸念されていた子どもの教育資金についても、確実な履行を担保する条項を盛り込むことができ、依頼者様が前向きな再出発につながる納得できる結果を得ることができました。

弁護士からのコメント
養育費の取り決めでは、金額の合意だけでなく、いかに実効性を持たせるかが重要です。本件では、将来の学費負担という大きな課題に対し、単に金銭の受け渡しを取り決めるのではなく、「学資保険の満期金を依頼者様が直接学校へ振り込む」という、確実に教育費として活用される仕組みを提案しました。これにより、将来の紛争を未然に防ぎ、子どもの教育環境を確実に守ることができます。また、養育費の算定にあたっては、相手方の不明確な収入状況を踏まえ、源泉徴収票や課税証明書の提出を徹底させて客観的証拠に基づく算定を行いました。住居の名義変更や家賃負担の解消、ライフラインの契約切り替えに至るまで、生活再建に必要な一連の手続を伴走することも、弁護士の重要な役割です。

養育費は、お子様が健やかに成長するための大切な権利です。離婚によって夫婦関係は終わっても、親としての責任は続きます。養育費を受け取ることは、決して恥ずかしいことでも、相手に負担をかけることでもありません。お子様の当然の権利なのです。
しかし、相手が任意に支払わない、金額が不当に低い、途中で支払いが止まってしまうといった問題が起こることも少なくありません。そのような場合でも、法的手続きを通じて適正な養育費を確保することができます。
当事務所では、養育費に関する豊富な解決実績があります。適正な養育費の算定から、調停・審判、未払い養育費の回収、強制執行まで、あなたの状況に応じた最適な解決策をご提案します。
お子様の将来のために、一人で悩まず、まずは無料相談でお悩みをお聞かせください。一緒に、最善の解決方法を考えてまいります。
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